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日本のクリスマス発祥の地

日本で初めてのクリスマスミサ

 12月、山口市はクリスマス市になる。

 室町時代、スペイン人宣教師フランシスコ・ザビエルは大内氏31代当主・大内義隆の許しを得て山口でキリスト教の布教活動を始めました。そして天文21年(1552)12月、ザビエルの後を受けて当時山口で布教していた宣教師コスメ・デ・トーレスらが司祭館でクリスマスを祝いました。これが「日本で初めて祝われたクリスマス」とされています。

 山口市亀山には「山口サビエル記念聖堂」があります。昭和27年(1952)にザビエルの山口来訪400年を記念して建てられ、クラシカルな外観と定時に鳴る鐘の音は広く市民に愛されていましたが、平成3年(1991)に焼失してしまいました。跡地には平成10年(1998)4月、モダンなデザインの新聖堂が再建され、鐘の音も再び朝な夕なに響くようになりました。この新聖堂再建にあたって「日本で最初にクリスマスが祝われたのは山口だ」という記録にスポットライトがあたり、落成前年の平成9年(1997)12月に山口商工会議所青年部20周年記念事業として聖堂完成記念プレイベント「『日本のクリスマスは山口から』フェスタ」が行われました。その後、平成13年(2001)に同青年部がクリエイティブスペース赤れんが前のモミの木にイルミネーションを飾り、本格的なクリスマスイベントとなりました。

 また、平成18年(2006)にはザビエルの出身地であるスペイン・ナバラ州政府の首相が日本のクリスマス発祥の地が山口市であることを認定しました。
「12月、山口市はクリスマス市になる。」を合言葉にさまざまなイベントが市内各地で始まります。パークロード沿いにある新亀山公園にはイベントのシンボルとして旧聖堂をかたどったイルミネーションが設置され、ロマンチックな雰囲気でいっぱいになります。桜の名所でもある一の坂川沿いもイルミネーションで彩られます。平成24年からは記念聖堂前でオープニングセレモニーが行われ、ゴスペルシンガーたちが登場。また、この日のためにプロのゴスペルシンガーのレッスンを受けた市民も参加して歌う賛美歌はキャンドルのともされた聖堂前庭に響き渡り、聴く者の心を揺さぶります。

 大内義隆とフランシスコ・ザビエルの「絆」をメインコンセプトに、毎年さまざまな企画を展開する12月の山口市「クリスマス市」で、「メリークリスマス!」をごいっしょに。

※参考資料/「フロイス 日本史」「弥蘇会子日本通信」「山口県史史料編中世1(山口県)」

阿東地域交流センター地福分館
阿東地域交流センター地福分館

山口サビエル記念聖堂
山口サビエル記念聖堂

新亀山公園
新亀山公園