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中原中也記念館

美しいことばの世界にふれる

 飲食店や観光ホテルが立ち並ぶ湯田温泉街の一角にある中原中也記念館。外壁はコンクリート打ちっぱなし。ちょっと変わったユニークなデザインは中也のトレードマークともいえる帽子がモチーフになっています。

 自分の内面にあるさびしさや悲しみを易しいことばでつづったロマンティックな作風、『山羊の歌』『在りし日の歌』などで知られる詩人・中原中也は明治40年(1907)山口市湯田温泉の生まれ。平成6年(1994)に開館した記念館は中也の生家跡に建っています。平成26年(2014)2月に改修工事を終えてリニューアルオープンしました。中也も乗った山口線をイメージさせる枕木を敷きつめた前庭は屋外展示スペースになっていて、中也が暮らした街や詩を紹介するパネルが掲げられています。繁華街にあるのに敷地の中は喧騒も気になりません。

 館内は常設展示、テーマ展示、企画展示の三部構成になっており、それぞれのコーナーで中也の草稿、手紙、日記などの資料が公開されています。

 常設展示コーナーは中也の30年の生涯と詩人としての業績を紹介。テーマ展示のコーナーは1年ごとに展示替え。視聴コーナーや映像展示もあり、多角的に中也の世界を感じることができるほか、詩集や関係図書を手に取って読むことのできるスペースも用意されています。企画展示コーナーは年数回の展示替えが行われ、いろいろな切り口で中也を知ることができます。

 レターセットやはがき、ブックマーカー、クリアファイル、ノートなど、オリジナルのミュージアムグッズも充実しています。中也関連の書籍やCD、記念館が発行した『中原中也の世界』という公式ガイドブックも並んでいて、中也ファンも、記念館に来てファンになった人も、思わず手が伸びてしまうラインナップです。

 記念館では中也研究をさらに深め、その魅力をもっと広めていきたいと、展示ばかりでなく、月に1回の「中原中也を読む会」や、公開講座、生誕祭、朗読会などさまざまなイベントを実施。詩やことばという表現方法の魅力についても発信しつづけています。

中原中也記念館外観
中原中也記念館外観

中原中也記念館室内
中原中也記念館室内1階

中原中也記念館屋外展示
中原中也記念館屋外展示